2019年1月21日(日),テーマ「野良猫のいる社会といない社会」

開催にあたって

猫と人の未来を考える契機として,猫にまつわるデータや論点を環境省動物愛護管理室長の長田啓室長に紹介していただきます。次に,世界各地の野良猫事情を観察し,世界は野良猫がいる社会といない社会に二分できると考える,東京大学経済学研究科の小野塚知二教授に野良猫を駆逐することについて,猫の生態,所有権の有無,高齢化問題,人間・社会の都合と動物の生殖への介入など,いろいろな観点から議論してもらいます。

日本ペットサミット事務局代行

・参加費は無料です。
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セミナー概要
テーマ 「野良猫のいる社会といない社会」
講 師(敬称略)

「猫をとりまく諸問題を多面的に考える」19:05〜19:20>
長田 啓(環境省動物愛護管理室長)

捨て猫,野良猫,ノネコ,保護猫,地域猫。猫をめぐるさまざまな問題に対して,人々は愛情を,怒りを,そして危機感を持って挑んでいます。猫と人の未来を考える契機として,猫にまつわるデータや論点を紹介します。

「野良猫のいる社会といない社会:その比較と移行過程」19:20〜20:20
小野塚知二(東京大学経済学研究科教授)

世界は野良猫のいる社会といない社会とに二分できます。後者は極地や砂漠などを除くなら,野良猫を人為的に消滅させた社会です。現在のイギリスやドイツはほぼ野良猫がいません。地中海沿岸諸国やアジアには野良猫がいます。ただし,日本やイタリアの都市部では,野良猫を減少させている地域が増えています。猫と人の長い関係からは,野良猫を飼い猫の補集合として定義するよりも,猫の生態に注目して,人間から自立して戸外を行動することのできる猫と定義する方が適切でしょう。この定義には半野良も野良猫の範疇に含まれます。半野良と完全野良は,独りで外を歩いて他の猫と交わりうるという点で共通しており,非野良猫(完全に人の保護管理下にある飼い猫=「座敷猫」)とは生態が異なります。野良猫を駆逐することについて,猫の生態,所有権の有無,高齢化問題,人間・社会の都合と動物の生殖への介入など,いろいろな観点から,議論してみたいと思います。

総合討論 20:30〜20:45

進行・モデレーター:西村亮平(日本ペットサミット会長)

開催日時:2019年1月21日(月)
受付開始:18:30〜
参加費:無料(事前申込制)(定員80名)
会場:東京大学農学部フードサイエンス棟
会場:東京大学農学部フードサイエンス棟
開催者:日本ペットサミット
問い合わせ先:Email(担当:佐久間)